驚くなかれ1円の値動きだとしましても、レバレッジが1倍の場合は1万円の損益になりますが、10倍の場合は10万円の損益になります。結論として「レバレッジで高リターンを狙えば狙うほど被害を受ける確率も高くなってしまう」と言えるわけです。
「仕事柄、日中にチャートを閲覧するなんてできない」、「為替に影響する経済指標などを即座に目視できない」といった方でも、スイングトレードの場合は全然心配無用です。
FXをやろうと思っているなら、初めに行なうべきなのが、FX会社を比較してあなたに見合うFX会社を見つけることです。賢く比較する際のチェック項目が10項目程度ありますので、一つ一つご案内します。
スキャルピングとは、少ない時間で小さな収益を得ていく超短期取引のことで、チャートであるとかテクニカル指標を頼りに「売り・買い」するというものなのです。
FXについては、「外貨を売る」ということから取引を始動させることもありますが、このように外貨を所有せずに「外貨を売却したままの状態」のことも、「ポジションを持っている」ということになります。
スワップポイントとは?
FXをやっていく上で、海外で流通している通貨を日本円で買いますと、金利差に見合うスワップポイントを獲得することができますが、金利が高く設定されている通貨で低い通貨を買うといったケースでは、裏腹にスワップポイントを支払わなければなりません。
「デモトレードを試してみて利益が出た」とおっしゃっても、本当のリアルトレードで儲けを生み出すことができる保証はないと考えた方が賢明です。デモトレードと申しますのは、正直申し上げてゲーム感覚を拭い去れません。
チャートの時系列的動向を分析して、買うタイミングと売るタイミングの決断を下すことをテクニカル分析と称しますが、この分析ができれば、売買のタイミングも理解できるようになること請け合いです。
スキャルピングとシステムトレードについて
トレードの1つのやり方として、「決まった方向に動く短い時間の間に、ちょっとでもいいから利益をきっちりともぎ取る」というのがスキャルピングというわけです。
システムトレードと称されるものは、PCプログラムに従ってなされる自動売買取引のことで、取り引きをする前に決まりを設けておき、それに応じてオートマチックに売買を完了するという取引です。
MT4は世の中で最も多くの人々に有効利用されているFX自動売買ツールであるという背景もあって、自動売買プログラムの種類が多種多様にあるのも特徴だと考えています。
スプレッドと言われるのは外貨の売買価格の差のことで、FX会社の収入となる売買手数料に近いものですが、FX会社毎に個別にスプレッド幅を定めています。
システムトレードとは?
システムトレードというのは、人の気持ちや判断を入り込ませないためのFX手法だとされていますが、そのルールを考案するのは人なので、そのルールが半永久的に利益をもたらすわけではないことを覚えておきましょう。
実際的には、本番トレード環境とデモトレード環境を比較した場合、本番のトレード環境の方が「一度のトレードごとに1ピップス程利益が減少する」と認識した方が間違いないと思います。
システムトレードに関しても、新規に注文する際に、証拠金余力が必要となる証拠金額以上ないという状況ですと、新規に注文を入れることはできないことになっているのです。